物理

今日は、休日。
何もすることがない。ねっころがってパソコンをしている。

少しずつではあるが、また物理に興味が湧いてきた。きっかけは、テレビの放送大学の講義だ。僕は、大学では物性物理をやっていたのだが、BCS理論を理解するかしないかのレベルで、物理をやめてしまった。ぱったりと物理に興味がなくなった。
ところが、テレビで超伝導の解説を見ていると、自動的に頭が働き、なつかしさを感じる。

何事も、面白いと思えることが大事だと思うが、学問は面白いことばかりではない。面白いところに行き着くまでに、退屈で、忍耐の要る、導出過程がある。学生時代の僕は、その導出過程のなぞっていた。なぞるのには力が要る。今はその気力がない。しかし、その分、新たな目で物理を眺めることができるのではないか。そして物理の新しい面白さが見えてくるのではないか。

とはいっても、また知識を復活させなくては、物理を楽しむことができない。とりあえず、物理のテキストを注文してみた。目標は、BCS理論を自分なりに理解することである。