日高普「経済学」メモ5

■資本主義の原理の解明
商品→貨幣→資本という論理の展開によって、資本主義の原理が解明される

■商品の価値と使用価値
・商品には価値と使用価値がある
・使用価値は物と人との関係にすぎないが、価値の方は
商品を持って売ろうとしている人と貨幣を持ってそれを買うことが
できる人との関係である

■価値について(綿布をもっている人が、ある量の茶を欲している場合)
・綿布の所有者は茶の所有者に申し込み、積極的に働きかけるが、
後者はその働きかけを消極的、受動的に受ける
→売り手と買い手の非対称性
→この関係こそ、商品に正札がついているということの原型

■商品と貨幣の関係
特別な位置についた商品が貨幣である